中華ヘッドの呪い 後編

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ボロカブのエンジンが異音がひどくなったのでどうもスッキリしない。
倉庫から予備エンジンであるソロエンジンを引っ張り出してきた。

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新しく用意したキタコ75cc。



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エッ???
ナニコレ????

ソロのエンジンは6Vのモンキーに乗せ換えて始動確認済みで非常に調子がよかった。
ところがピストンはオイル管理が悪かったのか、この有様であった。

しかもこのピストンはキタコのハイコンプピストンとかいう代物で、
通常の50ccをさらに圧縮させて強いパワーを得るというタイプの変り種のピストンである。

ピストンリングが通常より1つ少ない仕様なので、こういったことになるのかもしれない。


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ちゃちゃっと新しいピストンに交換である。
この作業も通算3回目なのでサクサクできるようになった。

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ピストンをシリンダーに入れるのが大変。今回もそう。
手で入れるのは無理そうだ。
なのでプラスチックハンマーでシリンダーを叩いてピストンを収めた。

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ここまではいたって簡単。

あとはエンジン載せ換えに一時間ほどかかったあと、
オイルポンプとクラッチ交換に非常に時間がかかった。


始動もうまくいき、ソロエンジンの状態は非常によく、問題なく走る。
さらに、ボロカブエンジンとは違い異音もない。





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中華ヘッドに乗せ換えて全力走行の際に後輪ロックが発生したボロカブのエンジンを開けてみてびっくりした。

ピストンが完全に焼きついている…。
コンコンコンという音が当初よりひどくなっていたが、これでも問題なく走れる。
焼きつきのなかでも程度が軽い状態であろう。



◎同じルート、同じ全開走行でもキタコのハイカムを用いたノーマルヘッドでは焼きつかなかった。


◎中華ヘッドに変えたとたん、最高速度が落ち、焼きついた。


…。
この二点からはオイルには問題が無かったのではなかろうかと思う。


……。
最高速度が落ちて焼きついたということは、
中華ヘッドに変えたら燃調が薄くなってしまったのではなかろうか????

燃料が薄くてパワーが出せずに最高速度が落ち、
薄いので高温になってしまいそこで腰上が熱を持ち、油膜が切れて焼きついたのではなかろうか。


確かに中華ヘッドはバルブの大きさがノーマルより大きく、燃料が燃える空間も大きい。


…おそらく、燃調が原因ではなかろうか。

つまり、最高速度において影響があるはメインジェット。
メインジェットの番手を上げる必要があったのだろう。


てことは、キャブセッティングがうまくいけば、この中華ヘッドでも十分最高速度を伸ばすことが可能なのではなかろうか。



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シリンダーにも薄くキズが残っている。
これでは今は走れたとしてももうじき走れなくなるか、調子がとても悪くなるだろう。

風前の灯である。

今回は金銭面での負担もかかってしまった上に、人生初、エンジンを焼きつかせてしまった。

残念な失敗ではあるが、これはこれで貴重な経験として捉える。
今回の件で燃調の大切さも痛いほどわかった。レベルアップのために必要な経験ではなかろうか。
ここで足を止めてはならない。
チャレンジあるのみである。

プロフィール

Takesi Goda

Author:Takesi Goda
1980年製のライダーです。オートバイに20歳から乗り始めて17年になりました。
81年式モンキー、97年式SR400の二台体制です。
新車でR1200GSAを買う経済力を手に入れるために動いております。
以前ほどバイクに本腰を入れることができませんが月に1-2回はツーリングに行きます。
夢は日本一周とアメリカを自分のバイクで旅すること。

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