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水をまとい雨ツーリング

四月に入り、なんたることか、休みの日はすべて雨である。
本日も雨、せっかくの二連休すべて雨である。

せっかくなので雨の中を走ることにした。
雨の中出発するのは、昔仕事でバイクで出勤していたころ以来かな。

本日はCB125Tで出発する。
CB125Tの使命は渋滞を蹴散らして走ること。
目的は千葉にてアリランラーメンを食べることである。


朝8時に出発である。
雨はほんのわずか。
今日は一日中雨に打たれよう。
それもまたよし、雨を楽しむ。

そう考えると少しワクワクした。
雨の中出発するのは久しぶりである。

CB125Tの心地よいサウンドとエンジンの振動を感じながら、無理をせず4輪の列を蹴散らしていく。
左から右から真ん中から。
前へ。前へ。



アドベンチャーと違い、これがCB125Tの走り。

渋滞を制圧できるこの身軽さ。
うんと楽しむ。



平和島あたりで通勤の原付二種の群れと遭遇する。
毎日走っていて信号のタイミングなど体でわかってらっしゃるらしく、走りとテンポが非常にうまい。
無駄に速度を出さずにかつ遅すぎずスムーズに進んでいく。
わかってらっしゃる。
この人たちの走りは間違いない。自分もそれにしっとりとついていく。



東京ゲートブリッジ近くに来て、道路左端の標識を見てギクッとなる。
原付走行禁止だと?

50ccのことだろ?
しかし、それをいちいちネットで確認している暇はない。
ここまで来てもう引き返せない。
あとになって気がついたが、東京ゲートブリッジは50cc不可なだけで、原付二種はOKとのことであった。

4輪の流れは時速80キロを越えている。
CB125Tのエンジン回転数を高める、速度が乗る、この力強い走りがまたなんとも言えない。
顔に当たる雨のしずくが速度を体感させる。

少し年を取ったオートバイが非常によい走りをする。

千葉に入り稲毛区あたりで給油する。



KIMG0028_R.jpg

しばらく走ると田んぼが見えてきた。

緑がぬれている。生き生きしている。

そこからひたすら走り、伝説のアリランラーメンのお店に近づいた。
もうすぐお店というところで店がどこにあるのか分からなくなった。

そこで、急に腹が痛くなった。給油時に飲んだコーヒーが腹を刺激したのかもしれない。
クソッ!周りにはなにもない!

お店まであとわずかというところで非常に無念である。
このような人気のないところではコンビニすらなく、緊急事態である。
やむを得ずCB125Tを停めて、周りから見えないかつ、人の立ち入らない草むらに急ぐ。


藪のなか、雨に打たれながらじっと気配を殺す。
雨にぬれた草の青臭い匂いを感じながら地面を見ると小さな虫たちがうごめいている。

なんとなく懐かしいような気がした。
おそらく、太古からの人類の記憶がよみがえったというか。

山の神様、申し訳ございません、お許しください。


毒を出し切ると大変スッキリし、ラーメン屋もすぐに見つかった。


KIMG0030_R.jpg

このような山の中で平日11時なのに、お店の駐車場はギッシリである。
店内に入ってみると、常連のお客のオーラがプンプンして、非常に気まずい感じなのである。
しかも、この雨の中ヘルメット抱えていて地元臭ゼロなのは自分だけなのである。

急がしそうで、注文も取りにこないが、空気を読んでみたらおそらく、これはある程度ラーメンが完成したら次のグループということで自分の注文を取りに来るなと予測できたのでおとなしく待つ。

案の定そうなった。
ラーメンができる間、ipadに忍ばせておいたシティハンターをひたすら読み続ける。
常連らしき客の会話に聞き耳立てるのも忘れない。これも情報収集である。
どうやら農作業を終えた地元の人たちが一息入れに来ているようだ。

土日は餃子もメニューに出るということであった。
おそらく今日来ているお客の98パーセントは地元の人である。
しかも、何回か来ていると見た。




KIMG0029_R.jpg


待つこと20分ほど。
アリランラーメンをいただきます。
うむ、なかなかうまい。
うまいが、自分はこのラーメンはあまり好きではない。

豚肉とたくさんのにんにくを醤油で炒めた味なのだが、自分としては白い米のオカズとしていただきたい味だ。
自分はあまり好きではないが、
このアリランラーメンは味が濃く、メンもおいしく、ラーメン自体もしっかりした作りをしているのでリピートする人間はたくさんいるなと感じた。


KIMG0031_R.jpg




ラーメンを食べ終えて、目指すは東京湾フェリーである。
引き続き、雨に打たれるとするか。


KIMG0035_R.jpg

月崎駅というところで一息入れる。
雨の音がしとしと聞こえてくる。
ウグイスが鳴いている。

靴の中はぐしょぬれ。

こんな田舎の中で自分ひとり。
大きく深呼吸する。新鮮な空気、誰も来ない駅、CB125T。


KIMG0036_R.jpg


山の中をフェリー乗り場向けてひた走る。
菜の花が自分とCB125Tを歓迎してくれている。

雨にぬれているから、黄色がぐっとキレイに見える。

やはりそうなのかと気がついたが、CB125Tは時速50~60で走るのが非常に心地いい。
ここの速度がくつろげる。
だからずっと50キロくらいで走る。

後ろから4輪がどんどん来るが、道幅に余裕のあるところで左にウインカーを出し、道をゆずる。

50で走っていたいのである。
CB125Tのエンジンが一番うれしそうにする速度なのである。

時速50のままで北海道をゆっくり走ったら、相当楽しいだろうな!


KIMG0037_R.jpg


フェリー乗り場に着いたが、この時間は一時間以上待たないと出発しないとわかり、
浜金谷のガストでお茶をすることにした。
ゆっくりとコーヒーを飲みながら過ごす。

時間が来たのでフェリーに向かう。
あたりまえながらオートバイは自分ひとりだけ。
こんな雨の中走るのは仕事の人以外なら旅行中のライダーか、自分くらいなもんだ。


KIMG0038_R.jpg

雨にぬれた横須賀もまた風情がある。


このあと無事横浜に着き、本日の走行距離230キロ。

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プロフィール

Takesi Goda

Author:Takesi Goda
1980年製のライダーです。オートバイに20歳から乗り始めて16年になりました。
ジョルカブに4.4万キロ、VTR250に10万キロ乗ってきました。
現在は02年製R1150GS ADVENTUREと89年製セロー225と81年製モンキーの三台体制です。
身長170cm体重82キロです。(大晦日までに66kg目標)
夢は日本一周とアメリカを自分のバイクで旅すること。

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