本番!セロー225フロントフォークオーバーホール!

長年自分のバイクライフで経済的に苦しめられてきたフロントフォークオーバーホール。

ついに自分でやるときがやってきた。

今日という日が来るまでに、youtubeでフロントフォークオーバーホールの動画を20本、20個のブログを拝見して勉強しまくった。
さらに、中古のセローのフロントフォークを実際ばらして予行演習もバッチリである。


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午前中に港北区のストレートという二輪四輪の工具の専門店でフロントフォークシールプッシャーという工具を買ってきた。
塩ビパイプで代用できるということであったが、一旦これを買ってしまえば友人に貸すこともできるし、新しいバイクを入手しても応用が利く。

午後2時ごろ早速スタートである。
セローを踏み台に載せて前輪とブレーキキャリパーを外す。

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外したフロントフォークは傷もサビもなくきれいなものである。
前オーナーは本当に良いセローを譲ってくれたと感じる。

前回練習した長年放置されたセローのフロントフォークとはまったく違う。

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ネジロック剤が使われている下部のボルトをアウトドア用のトーチであぶる。

ネットで調べてもここでつまずく人が多いようだった。
硬くて緩められないと。
ガソリンスタンドや町工場に持っていってインパクトレンチで外してもらうなどなど方法があるようだ。

色々調べて検討した結果、加熱がベストアンサーのようだ。
ちょうどアウトドア用のトーチがあったので。
(加熱→ねじロック剤が壊れる→かんたんに外れる)

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おかげさまでツルンと緩めることができた。


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すんごくきれいだ。やっぱ放置車両は何かが狂ってしまうのか。
ちゃんと動くバイクを維持するのと、一旦放置されたバイクを復活させることを考えると、本当にすごい差があるんだなあと我が身で分かった。


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クオオオオオ!!!

予行演習ではあれほど取り外すのが大変だったこのクリップが一瞬で外すことができた。

ハッと気が付いた。


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知らないうちに体がコツを習得している!!


そうか!!!こういうことだったのか!!!
人間は一度困難を乗り越えたら、同じ困難が来たとき簡単に乗り越えられるのか!!!!





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フォークオイルを排出した。
さほど汚れてはいないように思える。

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長さを図ってみる。
594mmと、健康的なスプリングである。

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確かピストンという部品だ。

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ダストシールを外す。
結構硬く外れにくかったが、精密ドライバーのマイナスで継ぎ目にさしこみ、トントンとたたいてやると浮いてきて外すことができた。

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お次はクリップである。
これが水が浸入したためにサビついていて、ガッチリ固着していて本当に外せなかった。
コンコンとマイナスドライバーで振動を与えてみたり、フォークオイルを流しこんでみたがなかなかとれず。

ここで詰みかと思ったが、努力のかいがあって、端っこが少し浮いたのでそこでマイナスドライバーで少しずつ持ち上げていき、ラジオペンチでつまんでギニューッと取ってやった。
これを取るのに40分ほどかかった。

(2本目のフォークも同じ状態であったが、やはり一度乗り越えた困難はすぐに乗り越えられて、30秒で外せた!)

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シールが取れた。


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ひと段落した。
スライドメタルというテフロン加工されている部分はまだぜんぜん削れていなくて使えそうだったが、
とにかく今回はオーバーホールということで全交換である。

すべての部品をブレーキクリーナーで洗浄する。

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ついに専用工具の登場である。

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フォークのシールを専用工具の力で押し込んでいく。

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ドンキホーテで調達したフロントフォークスペシャルオイルを使う時がやってきた。

このスペシャルオイルはなんと1リットル498円という通常のフォークオイルの価格の4分の1という
安さである。

しかも、なんと2サイクルエンジンのオイルとしても使えるという素晴らしいオイルである。

TAKESI GODA独自の調査と研究の結果、このオイルを使おうという判断に至った。


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セロー225 3RWはオイル量355cc 油面は147mmである。
多めに入れてヤフオクで600円で買った油面調整ツールで調節する。


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チューッと。

後は分解と逆の手順を辿る。


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2本目のフロントフォークオイルを出したとき、驚くほど汚れているのに気が付いた。

劣化の具合が片方ずつまったく違う状態であった。


フロントフォークのシールの交換はそんなに頻繁にやらなくていいが、
オイルだけはこれからは頻繁に交換していこうと思う。

セロー225にはフロントフォークオイルのドレンボルトが設置されており、
オイル交換だけならフォークを車体につけたまま、
上部のキャップを外して油面を図り、ドレンボルトで出して入れてまた油面を図れば簡単に交換できる。

セローは頻繁にフォークオイルを交換するべしとヤマハが言っている気がした。


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アクスルシャフトを取り付けてフォークの長さを調整する。


初めての作業であったので14時から19時30分までかかった。

通常バイク屋さんでやってもらうと46000円の作業であったが、
特殊工具代金を含めて20000円で済んだ。

余計な部品を頼んだりもしたし、特殊工具ももう買う必要がないので次回からは
部品とオイル代だけ、11000円くらいで自分でオーバーホールできるようになる。


実際テスト走行したところ、乗り心地も大きく改善。
大きな段差を降りるときのショック吸収が素晴らしい!!「




今まで難しくてチャレンジできなかった作業が自分でできて、本当にうれしい。


セローが来てから本当に自分のバイクライフが大きく変わっていく。
セロー、来てくれて本当にありがとう。

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ブラボー!

凄いっす!GODAさん!
自分はまったくもってやらない作業っす(^^;)
めんどくさいのでバイク屋まかせ(^^;)ww
少しは見習わないとな~(^^;)

ありがとうございます!

がんばりましたね!ボトムのネジ外し参考にさせていただきます!フォークトップの蓋はやりにくいですよね。Rディスクの225Wからはネジになったので楽に取れるんですよ。(両方乗ってたもんで)
工具屋さん情報もありがとうございます!2輪4輪の工具屋さんなんて知りませんでした。
その近くのアストロプロダクツは行ったことあるのに~。色々ほしくなっちゃいそうですが今度行ってみます。

Re: ブラボー!

ムコ殿先輩、おかげさまでタイヤ交換から始まり、スプロケとチェーン交換、
フロントフォークまでできるようになりました!

自分もお金が十分にあったらバイク屋さんにお願いして走りを楽しみたいんですが、
アドベンチャーの定期点検と維持に精一杯で、
セローには贅沢させてやるほどの余裕がございません。

こないだ友人の30周年記念のセローでダートを走ったところ、おっそろしくフロントサスが衝撃を吸収していたんです。

今回の作業で自分のポンコツセローは新車のしなやかさを取り戻しました!
次はリアサスです!


ムコ殿先輩のセローは新車で購入されていますので、あと4-5年はオーバーホールは必要ないと思われます。
ですが、走行5000kmほどでフォークオイルだけ交換されますとかなり乗り心地もダートでの走りも変わりますと思いますので、
ぜひぜひおやりになってください!

ただ、ムコ殿先輩の場合はバイク屋さんとしっかりとした関係を作ってらっしゃいますので、
格安でやってもらえるかもしれませんので、ご自身でおやりになる必要がないかもしれません!

ただ今回、作業がうまくいって、自分で整備する喜びを感じております!

Re: ありがとうございます!

ヤスさん、ありがとうございます!
やっぱり、時間と共に進化していますね、ネジのほうが絶対やりやすいと思います!

専用工具の件で都筑区のストレートに三日前くらいに電話したんですが、在庫の確認せずに即答で3-4個あるから
取り置きの必要ないですよと言われました。
店長が1人で切り盛りされているんですが、この店長は昔ヤンチャしていた雰囲気されていますが、かなりプロフェッショナルで工具に関してかなり熟知されていると思われます。
接客もかなり愛をこめてされておりますので、何かの際はこの都筑区のストレートはおすすめできます!
工具を探している最中、ひっきりなしに近くの自動車整備工場の方々が買いに来てました。

ホームセンターと違ってフライホイールプーラーなどが平気で置いてありますので、バイク整備にはかなり心強いお店だと思います。

トライの姿勢が素晴らしいです。

・・・すみません、顔なじみのバイク屋さんにお願いしたら
総額1万5000円からお釣りを頂いてしまった怠け者です。

正直、感情的なメンテに走ってインナーチューブに傷を
入れることが最も怖くて、今回は本職にお願いしました
(ヤマハ車に関しては筋金入りのオヤジさんなだけに
この作業に手慣れていて、工賃が安かったのかな)。

でも仰せの通り、「自分で手を汚してノウハウを得る」。
この経験はプライスレス、人生の宝物だと思うんですよ。

自分もフォークオイルの交換から始めて少しずつ慣れて
自力でオーバーホール出来るようになりたいですね。

Re: トライの姿勢が素晴らしいです。

こんのすけさん、今回自分は多めに部品を頼んだのですが、必要最低限でも部品だけで10000円行きますし、
ちゃんとフォークオイル使ったら2000円かかりますからね。
15000円中、部品が12000円、工賃はおそらく3000円。

バイク屋さんということで部品をおそらく30パーセント引きくらいで仕入れることができると思いますので、
部品で4000円の儲け、
つまりバイク屋さんが7000円でやってくれる計算になりますが、壊すリスクを考えても、これはもう特別なお客さんということを
めっちゃ感じます。
普通のお客には絶対やらないレベルだと思います。


自分は対して清掃もせず、オフロードを楽しむためだけに自分のセローを持っています。

こんのすけさんはすべての部品をなるべく当事のままの姿で大切に乗っていきたいという感じでいらっしゃいますから、
それを考えるとフロントフォークのオーバーホールをプロに任せるという決断は大正解だと思います。

フォークブーツと一緒にお風呂に入られてらっしゃいますが、
自分は恥ずかしながらアマゾンで新しいフォークブーツを物色しておりました。

こんのすけさんのセローはもうピカピカで新車のような雰囲気ですが、
自分のセローはやんちゃなオフローダーたちにこき使われた老兵です。
ボロボロですので、容赦なく整備ができてしまいます。
ダメになった部分はすぐに気軽に交換する所存であります。

ですので、自分はこんのすけさんのセローがうらやましいと思っております。
こんのすけさんのようにきれいなセローでしたらさすがに自分でやるという決断にはならなかったと思います!
プロフィール

Takesi Goda

Author:Takesi Goda
1980年製のライダーです。オートバイに20歳から乗り始めて17年になりました。
81年製モンキー、12年製エストレヤの二台体制です。
新車でR1200GSAを買う経済力を手に入れるために動いております。
以前ほどバイクに本腰を入れることができませんが月に1-2回はツーリングに行きます。
夢は日本一周とアメリカを自分のバイクで旅すること。

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