私が間違っていました。

IMG_20161110_220245_R.jpg 
キャブオーバーホールキットが到着する。
サクサクと部品を組み上げていく。


IMG_20161110_221547_R.jpg 
エアクリーナーの穴はとりあえずガムテープで補強である。

液状ガスケットが到着しだい、それを使うことにしよう。


IMG_20161110_230343_R.jpg 
無事エンジンがかかった。
キャブオーバーホールを終えたばかりで非常に調子が良い。

早速試運転である。

400メートルほど走って突然、例のエンストが再発した。しかも、エンジンがかからない…。

キャブじゃなかったのか…。
絶望にとらわれた。

載せ換えしかない…。


夜道をトボトボ歩いていく。
初期状態からこれなので、エンジンなのか、キャブなのか、6Vのポイントが原因なのか…。
ずっと頭の中をグルグルともやもやしたものが回っている。


…旅はもうこれまでだ…冒険を打ち切ろう…。
完全に心が折れた。
友人にも報告する。


だが、友人二人は諦めなかった。
友人Aが色々調べてくれて、400メートルで停まるって、もしかしたらタンクがサビで詰まっていて燃料が来ていないんじゃないかと。


なるほど、そうかもしれない。
確かに、エンストした後にチョークをオンにするとエンジンがかかる。だが、アクセルを吹かしても回転数上がらず…。
これってガス欠の症状に似ている。

タンク内にサビは一切ないが、見える範囲だけでもしかしたらゴミなどが詰まっているのかもしれない。

友人Aに励まされて、まだ少しやってみようかという気になってきた。


友人Bにもしかしたらタンクから燃料が降りてきていないのかもしれないということを伝えた。
友人B曰く、サビが見受けられないのならタンクキャップの穴にゴミが詰まっていて空気が入らず燃料が落ちてこないのかもしれない。一回確認してみろと。


……!


ギャーーーーー!!!!!!!!


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そういえば、タンクキャップになんかついてたってばよ!!!



調べてみると、昔のバイクはこういったキャップが付いており、外気を一切遮断する機能がついていたらしいのである
つまり、OFFの方だと燃料コックを閉じるような状態なのである。

えっ?つーか、こんな機能いらないっしょ?

大急ぎで原付を家から出し、タンクキャップをONの方に切り替えて走行してみる。


とまらねえ!!!!!!!!行ける!!!やれる!!!どこまでも行ける!!!!

すべての謎が解けた。
時間を置くとほんの少しずつ燃料が落ちてきてエンジンが再びかかるという、
結局のところはガス欠に近い状態であったのである。


大変申し訳ございませんでした!!!!
整備していないなんて悪態ついて、本当に本当に申し訳ございませんでした!!!!
私が間違っていました!!!!!


なんという大馬鹿者なんだ、俺は!!!
バカ!!バカ!!!!俺の大バカン!!!!!!

譲ってくれた九州の方は、キャブは汚かったけど、本当にしっかりと整備してくれていたのである。
それを疑った俺はなんてちっぽけで惨めな人間なんだろうか…。
やはり、自分はもっと謙虚にならなければならない。
せめてもの救いは、九州の方に文句を一切言わなかったことである。

走れメロス状態である。
俺は九州の方を疑った…なんてみっともない人間なんだ俺は!!!!
クソックソッ!!!!バカヤローーーーーーーー!!!!!!!


ただ、これで完全にハッピーエンドである。

これからやってくるカブを譲って完全にミッションコンプリートである。


自由に動くモンキー、なんてかわいいんだろうか。
ちゃんと動くと思うと、本当に可愛く思えてしまう。

友人二人がいなかったら、本当に載せ変えていたのである。
3人寄れば文殊の知恵というのは本当のことである。



製造から35年という長い月日を乗り越えたこのモンキー。
変な改造もされず、大事に屋内で保管されてきた。
あわやたかがタンクキャップのトラブルで載せかえられそうになったが、
載せ換え寸前のところで息を吹き返したこのモンキー…。
考えてみれば相当な強運の持ち主ではなかろうか?

古い物には神様や妖怪や霊が宿るという。
何かが憑いていてもおかしくないモンキー。

考えても見れば、この今回の困難を乗り越えて来たこのモンキー。
めちゃくちゃすごいご縁なのではなかろうか。

カブ90は盗まれたが、この強運なモンキーがやってきた。
すべての出来事はこのモンキーに乗るためにあったことなのかもしれない。


このものすごい神懸かったモンキーが俺の相棒となる。

本当にすごいことかもしれない…。
この古さにもゾクゾク来る。


すべての問題は解決した。
この出会いに本当に感謝。


色々あったけど、大切に乗っていくよ、よろしくな、俺の相棒!!!!

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モンキーは車載も考えている

初代モンキーから【車に積んで遊びに行く♪】なんて~手軽に乗れる可愛い~モンキーですから~横積み状態でも~ガソリンが漏れない様にそんなON-OFFキャップを付けてあるのでしょう~~♪

問題が解決して~良かったですねぇ~~(^_-)-☆♪

よく分かります(微笑)。

自分もちょうど一年前の今頃、やっきになってゴリラを生き返らせて
いたので、その感覚がなんだかよく分かります。
整備が得意で経験豊富な師匠たちも、キッカケは「こんな道」を
通って喜びを得たからだろうな・・・と実感。

手を掛けて好調になったマシンって、愛おしいんですよね。
長い月日を生き延びたバイクとなれば、それは尚のことです。
ウチのも推定`81年式、お互い労りながら楽しみましょうね!

そうそう・・・駐車中にイタズラされるリスクを防ぐことが出来る
鍵付きのタンクキャップも市販されていますよー。

Re: モンキーは車載も考えている

Nおじさん、ありがとうございます。
まさにおっしゃるとおりのようで、キャップにも工夫が組み込まれていたようです。

ところが、最近のモンキーにはこのタンクキャップは採用されていません。
昔のモンキー独自の機能だったようです。

本当はいけないんですが、マンションの廊下のロッカーにモンキーを保管しているので、このキャップでガソリンを一切閉じ込められて匂いが一切ないのでありがたいです。

Re: よく分かります(微笑)。

こんのすけさん、ありがとうございます。
のど元過ぎれば熱さを忘れるというか、この35年物のモンキーに乗って近所にラーメンを食べに行ったり、
山の上のセローの駐車場までの短距離を走るたびに、よくこんな古いバイクが動くなあと、とてもうれしい気持ちになります。

旧車はトラブルが怖い反面、新車とは違う魅力、心ときめくものがありますね。

今回の件で、バイク屋さんというのは本当に偉大な仕事をしているんだあと痛感しました。

旧車と付き合うには自分ひとりだけで悩んでちゃだめで、困ったときは他の人にどんどん相談するべきだし、
そうすることによって自分自身詳しくなっていくなあと思いました。

ちなみに、今回、モンキーのキャブオーバーホールキットを作っていたお店が、
セロー225、3RWのキャブオーバーホールキットも用意していますので、
こんのすけさんには釈迦に説法かもしれませんが、もしセローのジェットやパッキンなどが必要になられましたらご一報ください。
プロフィール

Takesi Goda

Author:Takesi Goda
1980年製のライダーです。オートバイに20歳から乗り始めて17年になりました。
81年製モンキー、12年製エストレヤの二台体制です。
新車でR1200GSAを買う経済力を手に入れるために動いております。
以前ほどバイクに本腰を入れることができませんが月に1-2回はツーリングに行きます。
夢は日本一周とアメリカを自分のバイクで旅すること。

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