灼熱の真岡鉄道

以前から気になっていた真岡鉄道。
茨城県から栃木県を通るこのローカル線の駅を巡ってみたかった。
朝5時半にセローにて出発。首都高速にて三郷までで高速道路節約。


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 筑波山が右前に見えてきた。



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曇っているが筑波山がよく見える。


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田んぼの脇、民家と民家の間の狭い道を走りようやく真岡鉄道第一個目の駅に着いた。
剥がれた塗装の外壁など、時代を感じさせる。
昭和に戻ったような錯覚を起こす。

清潔ではあるが長い年月が経過した病院のような暗さを感じさせた。


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住宅街の真ん中にある高校生のための駅なのだろう。
改札も券売機も何も無い。
これが住宅地でなければ夜はいい野宿スポットなのだが。

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映画「男はつらいよ」に出てきそうな雰囲気の駅である。
天井にはツバメが巣を作っていた。
ツバメの夫婦が巣を作るために繰り返し出ては入ってを繰り返す。

人の姿が見えない。
本当に誰か利用するのだろうかと、まったく駅としての実感が沸かない。


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駅でおばちゃんが待っていたのでもしやと思ったら、感動の真岡鉄道初の対面である。
うれしくなった。

この後、トイレの鍵が壊れて出ることができなくなった。
真岡鉄道の方に来てもらうが、結局50分後、自力で脱出する。
…こんな経験をするとやはり野グソが正しいのかなと思ってしまう。
鍵をかけるということはリスクを伴うのならば、ローカルで人が来ないのだから鍵をかけずにクソをするのが正解なのかもしれない。


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鹿島臨海鉄道と比べると、駅の構造、雰囲気がワンパターンである。
なんとなく優等生という感じがしないでもない。
小湊鉄道、いすみ鉄道のようにハチャメチャっぷりは一切感じさせない。


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真岡駅に来たときに駅の建物がSLの形をしていてびっくりした。
豪華すぎる…。
小湊鉄道、いすみ鉄道のように金が無くて困っている雰囲気は一切無い。

真岡鉄道線は田んぼの中を走る鉄道である。
どこまで行っても田んぼ。
駅の構造、雰囲気、似ているゆえにやはり刺激が足りない気がする。


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青空が多くなってきた。
広大な土地に広がる田んぼのグリーンが気持ちよい。
稲の季節もあと二ヶ月ほどで終了。今がピークなのだろう。

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筑波山が遠くに見える。
ずいぶん遠くに来たもんだ。


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暑い。この暑さは気温からよりも、湿度からくるものだろう。
スポーツドリンクと水をガブガブ飲む。

もう、梅雨は終わった。夏だ。


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ひたすら田んぼが続く。
こんなに気持ちがいいことはない。


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そろそろ腹が減ってきた。

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時々ダート、時々コンクリート。常に田んぼのそば。


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終わりが近くなってきた。
電車を追いかける。

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駅を全部めぐってもまだ終わりじゃない。
霞ヶ浦で温泉に入り、九十九里近くの田舎道を走る…。
そう考えただけでワクワクした。


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茂木駅から品川駅まで片道約3000円。
往復6000円を月20日繰り返したらそれだけで12万円。
距離が距離だけに通勤は現実的ではないか。


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霞ヶ浦に向かうため南下していき国道50号線に乗ってすぐにメシ屋を発見する。

チャイナハウスだと?
適当なネーミングだなあ。

ところが、直感が働いたのか、めっちゃくちゃムラムラ来た。

よし、ここで食うぞ。
Uターンしてお店に入る。

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お店に入った瞬間、おじいちゃんが調理担当のようだ。
そして接客担当はおばあちゃんだ。
この組み合わせに思わず心の中でガッツポーズをとった。
よっしゃ、間違いねえ!!100パーセント大当たりだ、この店は!

タンタン麺と迷ったが、米が食いたかったので
しょうが焼き定食と餃子を注文した。

大体食堂のラーメンは業務用のスープで作ってあり、まあまあくらいの印象しかないのだが、
ここの店は違った。
まじか!!クッソうめえ!!!!!


店内の張り紙を見ると、「当店のスープはトンコツと鶏がらとたくさんの野菜を煮込んで作ってあります」と書いてあった。
一切の手抜きなし…プロの仕事だ。


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ギョウザは少しミスったのか少し崩れていたが、実にうまい。

野菜もたっぷりでかつ、しょうが焼きが味がよくしみこんでおり、いくらでも米が腹に入りそうだ。

かぼちゃと卵焼きも非常にうまい。

トマトを見て思ったのがこのサイズはスーパーなどでは流通しないサイズである。
さては自家製なのではないだろうか。
有りである。むしろこっちの方がうまい。

実においしかった。ご馳走様でした。
ここら辺を通るときはこの店でまた食べたい。


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腹いっぱい食ったもんだから眠くなってきた。


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筑波山…ラブ。


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霞ヶ浦に到着。


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霞ヶ浦のほとりにある白帆の湯にて温泉に入り一眠りして目を覚ますと雨が降っていた。
遠くの夕日が美しい。


あたりはすっかり暗くなり、横浜に帰ろうと国道51号線を少し走ったところで、
リアタイヤが泥道を走るときのようにヌルヌルしだした。

これはおかしい。パンクだろうか。
路肩に停めて確認するとすっかり空気が抜けてしまっていた。
ヤバイ。今日に限って林道じゃないからと修理セットを置いてきてしまった。

時間的にあたりのバイク屋はみんな閉まっている。
どうしよう…詰んだわこれ。
昼のトイレの件といい、パンクといい、間違いない、房総のタタリだ…。

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非公開コメント

わー。

いいなぁ・・・関東にもセローの似合う牧歌的な風景が
あるんですね。
写真を並べるだけではなく、ひとつひとつ感じた言葉を
添えてある内容にも、共感します。

しかし「出先で目覚めたら雨」ってだけで十分テンション
下がるのに、その時間・その地点でパンクって(涙)。

無事にお帰りになれましたか?

秋くらいに・・・

またまたいい食堂みっけましたね!
チャイナハウスあぷりこっと?ww
おじさんは暑い夏が苦手じゃなかったけど、最近ダメみたいなので、秋くらいにチャレンジしますよ(^^)
パンク・・・その後どうしたのかすげ~気になります(^^;)

あらまぁ~

いい旅してますねぇ~と思ったら色々なトラブルが有ったりして。
これもまた思い出ですが、帰り間際のパンクは面倒くさいですね(^^ゞ
それに、道具も無いなんて(T_T)
面白いもので、道具が無い時に限ってトラブルんです、まさにタタリンですネ(笑)
この後がどうなったか気になります。

No title

こんのすけさん、ありがとうございます!
この日は本当に蒸し暑くて走っていて大変でした。
都心から離れれば離れるほど美しい景色になっていきます。

夜19時半くらいに温泉から出発したんですが、小ぶりの雨と少しひんやりした空気で
帰り道を考えたら、すずしいし、こんなに雨の田舎道もこれまた風情があるかもしれないとワクワクしていた矢先に
パンクで何もかもが台無しに…笑

おかげさまで無事に帰れました!

No title

ムコ殿先輩、ありがとうございます!
チャイナハウスはすんごくよかったです。
ただ、おじいちゃんおばあちゃんがやっているので、このお店の存続が風前の灯のような気がします。
本当においしいので、このお店が営業しているうちに是非ご賞味ください。

No title

クマさん、ありがとうございます!
トイレに閉じ込められたあたりから、これは例の房総のタタリかもしれないと思っていましたが、
とどめにパンクでした。
やっぱり自分も塩と米を持って林道に行こうと思います!

真岡へ来たのですか~!?

Godaさん、真岡まで来たのなら~電話位して下さいォ~📞♪ (^^ゞ 久し振りに~Godaさんと、セローに会いたかったなぁ~~ww・・・Godaさんの事だから~おじ3に遠慮したのでしょうけど~ww
しかし~流石に~Godaさんは~真岡線の駅が数ある中でも~イイ♪ところを~押さえて写しましたねぇ~(^_-)-☆
今度また此方へお越しの際には~5分間だけでも~会いたいっすォ~~ww ((^┰^))ゞ テヘッ♪
プロフィール

Takesi Goda

Author:Takesi Goda
1980年製のライダーです。オートバイに20歳から乗り始めて16年になりました。
ジョルカブに4.4万キロ、VTR250に10万キロ乗ってきました。
現在は02年製R1150GS ADVENTUREと89年製セロー225と81年製モンキーの三台体制です。
身長170cm体重82キロです。(大晦日までに66kg目標)
夢は日本一周とアメリカを自分のバイクで旅すること。

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