秦野市の震生湖へ。

本日は天気予報によると雨だったのだが、いざ起きてみると晴れていたので久しぶりにCB125Tにておでかけ。

なるべく太い道を走らずに裏道を繰り返して秦野方面へ。

9時半ごろ出発である。
CB125Tのエンジンは絶好調で、滑らかに軽く回っていく。
裏道なので速度はあまり出せないが、ゆっくり走るのも実に楽しい。

相模川の県道22号線がトラックの列で渋滞が起きていた。
2kmは渋滞していただろうか。
CB125Tですり抜けを繰り返す。


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腹が減ったので当初の予定ルートからちょっと寄り道。
平塚の來来亭にて。

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伊勢原に牧場があったとはしらなかった!
思わずUターンして牛さんを眺めてみる。

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しばらく牛さんを眺めていたら興味を持ったのか、集まってきてキレイに並んだ。
食べ物をくれると思っているのかもしれない。
もしくは、人間に興味があるのか。

自分が「牛だ、かわいいな」と思うように、牛さんからしてみれば「あっ、人間だ、かわいいんなあ」とか思っているのかもしれない。

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牧場は意外と身近にあるもんだ。そういえば横須賀にもあったなあ。
隣でどうやらこの牛さんたちが作ったミルクでジェラートを提供するお店があるようだ。
今度食べてみるかな!

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暑い!
コミネJK-555を脱いで走った。

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あまりよく詳しくないが、あの一番大きい山が大山だろう。


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震生湖の駐車場の近くに自動販売機があったので、水を買ってのどを潤す。

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震えて生まれた湖、字のとおり、地震でできた湖らしい。
初めて秦野に来たとき、へー湖なんてあるんだと不思議に思っていた。


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昼寝をしに来ている人が多い。

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とてもとても静かなところである。
釣りキチたちがゆっくりと竿を垂れる。

こういうところに来ると、嬉しくなる。
生きていてよかったと思うし、長生きしたいなと思う。

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近くのベンチでご夫婦が休憩なさっていた。
ネコちゃんはえさをもらえるかもしれないということでじっと待っている。

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おや、これはなんだろう。
ま、べつに知らなくていいか。




帰りは湘南の海を経由して横浜に帰った。
今までのCB125Tの風をコーヒーでたとえるとブラックだったのが、
CB125Tに旭風防を付けたのでカフェオレのようになった。

風が心地よい。

アドベンチャー定期点検に出す

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前日にディーラーに電話をしたところ、次の日持ってきてもらって構わないということであったので、
本日18時にディーラーに持っていくことになった。

その前に自分自身の整備も必要なので、横須賀高校近くにあるいつものお店で散髪である。

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本来ならばCB125Tにて来店すべきところであるが、本日は実家にて点検前にアドベンチャーを洗ってやりたいのである。
ゆえにアドベンチャーにて横須賀に。
普段でも傾きが鋭いが、このお店の地面がアドベンチャーを停めるにはちょっと傾斜が激しいので、
パニアにいつも潜ませている緊急時用のヒモを踏みつけさせて安定させる。
やっぱ木の板とかを入れておかなきゃいかんなあ。


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実家にて。
母ちゃんは元気そのもので今回もパチンコに行っており
不在であった。
お父さんも元気、妹も。イヌも元気。
今年の正月も余裕で元気であろう。
お正月をもう一回おかあちゃんと過ごせることが本当にうれしい。

いつもは水をかけて手でこすってやるだけだが、今回は長距離ツーリングで多数の虫アタックに見舞われ、
シールドが虫の体液でかなり汚れていたので台所用洗剤でシールドを洗った。
すんごくピカピカになった。

ホイールも布で軽くこすり汚れを落とすとアドベンチャー特有のキレイな紫色が見えた。
やっぱりキレイだと気持ちがいい。

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佐原のごうつくラーメンを食べた後、
太田和から秋谷に抜ける。

くひぃ~!!やっぱスカの海は気持ちいい!!!

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みなとみらいだと全てがコンクリート。この美しさはだせまい。
さすが横須賀。美しいというのはこういうことなんだと思う。

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遠くに手漕ぎボートが見える。釣りをしているのだろう。

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しばらく海に見とれる。

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横須賀は本当に素晴らしいところだ。



今回は横浜の一部はとおったことの無い新しいルートで来て見た。行きも帰りも同じルートである。
このルートは自分は大変気に入った。渋滞も無く、アドベンチャーでもとても楽しめる。

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横浜に着き、トップケースとサイドケースを全て外す。
定期点検時のお馴染みの姿である。

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前回の定期点検から10010km走行。

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18時にディラー着。
いつものメカさんが笑顔で迎えてくれた。

今回の定期点検のポイントは三つ。
①ワコースフューエルワンを使い始めたころくらいから、信号待ちなどで一時間に一回ぐらいエンジンが一瞬回転数が落ち、止まりはしないがエンジンが止まりそうになる。
②フォグランプが点かなくなった。
③アンダーガードのボルト2本がいつの間にか無くなった。ボルトの補充をお願いします

①が一番やっかいかもしれない。
出たり出なかったりなので、ハッキリしていない分、対処方法が難しいかもしれない。
素人判断としては、アイドリング調整、エンジン同期調整、プラグ交換で解決できるんじゃないかと。

さーて、今回の定期点検もドキドキワクワ、どうなることやら。

定期点検前の最後の距離調整ツーリング

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あと500kmで前回の定期点検から1万キロ。
なんとなく1万キロ越えないで整備に出すのは気が引けるのでとりあえず、走る。
今日は富士山の周りをぐるっとする。

朝5時45分出発
宮ヶ瀬湖近くのいつもの場所でコーヒー休憩である。

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道志村を過ぎ、山中湖に来て見た。一部、紅葉が美しい場所があったが、まだまだもう少し。
あと10日くらいが見ごろではなかろうか。


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走っていて結構寒い。
アドベンチャージャケットを羽織ってきたので問題なし。
でも、もうこれからは暖かい日はまれであろう。

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山中湖のガストで煎茶を飲みながら朝ごはん。

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富士山のまわりをぐるりーと回って富士川にたどり着く。

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一年ぶりのなんぶの湯。
サウナに入って汗を流す。

休憩所で横になるが、おじいちゃんおばあちゃんたちが多かった。

突然近所のパン屋さんがパンを売りに来た。

おじいちゃんおばあちゃんがぞろぞろとパンを買い始めた。

おばあちゃんたちのうれしそうな声が響く。

自分も一つ買ってみた。天空の城ラピュタのパズーが作ったような、トーストに目玉焼きがのっかったパンだった。
食べてみたらすごく美味しかった。




本日は一日曇りで晴天の気持ちよさを味わうことはなかった。
走行距離383km

アドベンチャー、CB125T共にオイル交換

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ピーマンの秘密基地というサイトからBMW純正のオイルフィルターを入手した。
ディーラーで定期点検を受ける際に譲ってもらえばいいのだが…。

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ワコースフューエルワンを2本使ったエンジンオイルは非常に黒かった。


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オイルフィルターも外す。

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ポロ15w-50を使っている。
あともう一回エンジンオイルを交換したらもう一本ペール缶で注文しておかないと。


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ちょこっと多かったけど、すぐ燃えるだろう。

今回は走行3500kmで交換。
あと500km走ったら定期点検である。
アドベンチャー総走行距離52836km


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今度はCB125Tの番である。

走行508kmのエンジンオイルはまだキレイなようだが高回転型エンジンであるというのと、アドベンチャーの秘密基地までの
チョイノリでかなり劣化している。

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今回も二輪にはご法度のカストロールGTX10w-30である。
かれこれもう5000キロ以上はこれで走っているが、一向にクラッチは滑らない。
すべるまでやるぞ。


交換してすぐに走ってみたが、、新しいエンジンオイルでガラリと乗り味が変わる。
本来は推奨3000キロごとのオイル交換のはずなのだが。
毎度の事ながらCB125Tのオイルの劣化具合はすさまじい。

蔵王から新潟にて野宿し、奥只見湖を目指す。その3

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夜が明けた。
時刻は5時42分。
久しぶりの野宿は物音が気になってぐっすり眠れなかった。
ただ、目をつむってじっとしているだけでも体力は回復する。
今日一日走り回るには十分。
さあ、出発の準備だ。



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国道290を走る。
なんという快走路なのか。

新潟県魚沼市長鳥乙14−1にてコーヒー休憩である。
魚沼産コシヒカリで有名な魚沼市か。
霧で覆われている。


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美しく紅葉の山が現れる。

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山が本当に美しいし、道も走りやすい。
なんという素晴らしいところなんだろうか。

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あまりにキレイなものだから、すぐ走っては停まりの繰り返し。

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国道289になり、ものすごい快走路が続く。
前から来るライダーのテンションがすごい。
みんなめちゃくちゃ手を振ってくる。

わかる、この道は本当に気持ちよく、景色もきれいなのでみんな気持ちが高ぶっているのだろう。

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福島県南会津郡檜枝岐村下ノ原981にてコーヒー休憩である。

快走路もここで一旦終わり、長い長い峠道がはじまった。

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こんなに紅葉に囲まれて走るのは初めてだ。
黄色や赤の葉っぱが桜の花びらのように舞い散る。
本当に美しい。

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峠は細く、ガードレールもない。
携帯電話も通じない。

道中、プリウスが路肩にタイヤを脱輪させてしまっていた。
JAFを呼ぶしかない。
ずいぶん後から気がついたのだが、そういえば携帯電話が通じなかったのである。

自分が携帯電話が通じるところまでいったらジャフを呼ぶようにすればよかったなあ。

奥只見湖の樹海ラインが道が細く、本当にきつかった。
後で調べてみたら、この道路は酷道と呼ばれる道であった。
次回はアドベンチャーではご遠慮させていただきたい。
ただ、CB125Tなら気楽に走れたであろう。

来年にはCB125Tでここに来てみたい。



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かなり大変だった峠道を走り終えて、朝から何も食べていなかったので、食事をすることにした。
新潟県魚沼市大湯温泉421にある、「お食事とつりぼり大和屋」というちょっと変わったお店で食べることにした。
ご夫婦で切り盛りしてらっしゃる、温かみのあるお店である。

昨日のアドベンチャーの引き起こしの疲れがあるので、肉をガッツリ食べたいと思っていたが、
このお店のメニューはラーメン、ソバ、山菜定食、焼き魚定食の四種類しかなく、
今自分が一番食べたいと思う品がなかった。

どうせだったら、せっかくだし、一番高いやつを頼んでやろうと思い、
山魚定食1650円を注文してみた。


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すっぱいものは食べられるか?と聞かれて、大丈夫ですと応えると、漬物をサービスしてくれた。

いやしかし、この漬物の一つ一つが恐ろしいくらいにうまいのである。
そう、びっくりするくらいにうまい。
市販品ではない。手作りでしかも素晴らしいくらいにうまいのである。

こんなにうまい漬物ははじめてである。

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結構時間がかかった。30分はまっただろうか。

あれ?これはなんとなく、山菜がメインのようだが。

食べてみた。
ウメーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!

本当か!?これが本当に山菜なのか????????
信じられない…。

今までの山菜は一体なんだったんだ。

今日のこの山菜は、一つ一つが生き生きしていて、香りも歯ごたえも味も本当に美味しいのである。

山菜って、本当はこんなにうまかったんだ…。

米は魚沼産コシヒカリ。ふっくらと炊けていて実にうまい。

そしてメインのヤマメがこれまた塩味がきいており、ふっくらとした白身がこれまたご飯をがっつかせますなあ。

もう、夢中になって食べていた。
この店はすごい、本当にすごい。


最後、支払いのときに、魚も美味しかったんですが、山菜がこんなに美味しいなんて知らなかったですと
おばちゃんに伝えると、
山から採ってきてすぐに漬けたり特別な工夫をしているのよと教えてくれた。

本当に美味しかったとお礼を言うとまたアドベンチャーに火を入れた。


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本当は二泊三日の野宿ツーリングの予定だったが、昨日のアドベンチャーの一件もあり、もう一日は家でゆっくり休もうかと思った。

いやしかし、一泊二日だけど、やっぱり嫁さんがソバにいないのは寂しいのう。
嫁さんに早く会いたいというのも正直あった。

帰り道も日曜日なのにこれまた快走路が続き、実に気持ちが良い。
国道17号をひた走る。

ずいぶん長くお風呂に入っていなかったのもあり、16時35分、
地蔵温泉・地蔵の湯 スパリゾート ゆにーいく に到着した。

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サウナが併設されていたので、サウナでじっくり汗を流す。
汗にまみれていたし、久しぶりのお風呂、実に気持ちがいい。

お風呂で汗を流した後は、ガッツリ食事である。

いやしかし、ここの日帰り温泉、食事がめちゃくちゃうまいのである。
料金もリーズナブル。
うむむむ、気に入った。


18時43分、出る。

後は下道で 埼玉の与野という首都高速の入り口まで。
ここからだったら横浜まで高速道路代金が900円しかかからないから。

23時前、自宅に到着する。
嫁さんがデザート買って来いというので喜んで買ってきますよ。




山形、福島、新潟、群馬と走ったが、どの県も巣晴らしい景色と快走路にあふれた道があった。

また計画をたてて走りに行こうと思う。

終わり

蔵王から新潟にて野宿し、奥只見湖を目指す。その2

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国道113号線をひたすら走る。
ここらへんの道路はずーっと快走路で気持ちが良い。
線路と併走する、山の中の線路が時々ちらちら見えたが、その風景の美しいこと!!

しかし、走っていてあまりに気持ちが良かったので立ち止まらずに駆け抜けてしまった。
ここらへんはCB125Tでもぜひ訪れたい。

新潟県岩船郡関川村土沢にて踏切が閉じようとしていた。

急いでアドベンチャーから降りる。
遠くに写る米坂線。完全にシャッターチャンスを逃した。
自分はこれから先、あの電車に乗ることはあるか。
走っていく米坂線。
もしかしたら米坂線とも一期一会なのかもしれない。

いや、そんなこと言わずにまた来ようよ。


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新潟県新発田市下中江280にて。
用水路の風情を感じ、思わず立ち止まる。

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スーパーカブに乗ったおばあちゃんが通り過ぎていった。
やっぱりカブはこういった風景がよく似合う。


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時刻は15時20分。
16時になったら真剣に野宿場所を探さないといけない。
日が暮れてからでは野宿場所発見が難しくなるからだ。

このあと30分後に新潟県阿賀野市畑江210−2のセーブオンで幕の内弁当と、カップラーメン、ポテトチップ一袋、ブラックのコーヒー1リットルを購入する。

本来は味噌汁を作ってその中に野菜とうどんをぶち込み、ほうとうを作り、肉を買って焼肉をしようと考えていたのだが、
田舎なのでスーパーマーケットが大分遠くにあったため、あきらめてコンビニ食。
しかし、ここのコンビニが品揃えがあまりよくなかった。
田舎なので品数を少なくして勝負しているのだろう。

コンビニの店員のおばちゃんが、旅人センサーが働いたのだろう、話しかけてきた。
横浜から来たというと、びっくりしていた。
今日はこれから野宿するつもりなので食料を買いに来ました、この付近にキャンプ場はあるんですか?とたずねると、近くにキャンプ場があるけど、この季節はやっていないかもしれないと情報を頂く。


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16時22分
新潟県阿賀野市上小中山75にて。

野宿場所を探し回っている最中、田んぼのあぜ道を走っていると、地面に通常よりかなり多めに砂利があるのを感じた瞬間に
アドベンチャーはバランスを失い、転倒となった。
魔法がかかったかのようにあまりにあっさりと転倒した。

トップケースと右側のパニアを外して引き起こそうとするも、足場が砂利なので力が入りにくい。
半分くらいまでは起こせるが、そこから一瞬手を持ち替えて体を入れたいが叶わない。
たのむから起き上がってくれよとアドベンチャーに語りかけるも、アドベンチャーは黙ったままだ。

ああ、これはだめだなあ。
もう体力を使い切り、手足が震えている。これはしばらく休んでもう一回挑戦してみよう。
今がんばっても結局起こすことはできない。
その場に座り込み、アドベンチャーによっかかり、パニアに忍ばせていた午後の紅茶を飲む。

なんと静かなところなのだろうか…。虫の声が聞こえる。
空を見ると太陽が沈みかけている。美しい夕焼けが見える。
なんとキレイな風景なのだろうか。
今日はこのままここにテントを張って野宿してしまおうか。

思えば遠くへ来たもんだ。こんなところで行動不能に陥るなんて、考えてもいなかった。
アドベンチャーに乗っているんだから、こういうことももちろんありうる。
逆にピンチを楽しむ自分がいる。

絶対大丈夫、この事態は乗り越えられる。
倒したときから根拠のない自信があった。
自分ならやれる。必ず解決できる。他に方法はいくらでもある。

10分くらいのんびり寝転んでいただろうか。
遠くからそれはそれは大きな農耕機がこちらに向かってやってくるのが見えた。


「おーい!大丈夫ですかあ~!!!」
農耕機から26歳くらいの若者が駆け寄ってくれる。
すみませーん、倒してしまって動けません、申し訳ないんですが、手伝ってもらえますか、すみません!!

スーパーヒーローは本当にいた!!!
本当にこのお方は自分にとってヒーローであった。
このお方のおかげでまた走ることができる。

住所を教えてもらって、あとでお礼の品でも送りたかったのだが、一刻も早くアドベンチャーにパニアをつけてその場を離れなければ
邪魔であったので聞く心の余裕が無かった。

今度から手伝ってくれた人のお名前と住所をちゃんと聞くことにしよう。ちゃんとお礼をしよう。
本当に助かったと伝えたい。
そして、普段からちゃんと筋力トレーニングをしようと心に決めたのであった。


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大きな川が見えた。野宿できそうな匂いがプンプンした。
少し進んでみると、国道沿いにあたりから隠れられるようなところを見つけた。
そこからもうちょっといい場所はないかと少し探した。

17時29分
よい野宿場所を見つけた。
国道から100メートルくらいは離れており、橋の下なので完全に見つからない。

新潟県阿賀野市小松
の橋の下

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アドベンチャーを起こすことで体力のほとんどを使い果たした。
もうヘロヘロである。
汗もびっしょりだが、銭湯や温泉を探す気力もない。

疲れ果てて食欲もわかないが、とりあえずコーヒーを温めて飲むことにした。
コンビニにインスタントコーヒーの類が一切なかったので、一リットルボトルに入ったブラックコーヒーをクッカーに入れて温める。

ブルーシートの上でねっころがる。虫の声が心地よい。
対岸には線路が走っている。ガタンゴトンとかすかな音が聞こえる。

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あたりは完全に闇に包まれた。

続く

蔵王から新潟にて野宿し、奥只見湖を目指す。その1

本来であれば、静岡の浜松から北上し、下呂温泉から白川郷を目指すツーリングであった。
ところが天気予報によると初日から雨。
雨の中のツーリングもまたいいかなと思ったが、ふと東北に目を向けると降水確率10パーセント。

よし、東北に行ってやろう。蔵王に行こう。
朝三時半に起きて出発する。


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埼玉に入ったあたりから雨が降り出してきた。
これから進んだ先が晴れているのだから気がとても楽だ。
めんどくさがってカッパを着なかったのがいけなかった。

途中土砂降りになって、少しずつ浸水していく。
降水確率50パーセントのはずなのに全然やむ気配がない。

200キロほど走ったところで黒磯根室にて休憩する。


冷えた体を一杯のかけそばが暖めてくれる。
汁のぬくもりがたまらず全部飲んだ。

そばを作ってくれたおばちゃんにはバイクが好きな娘さんがいるとのことであった。
なんでも、女性なのにモトクロスをやっているとのことだった。
この人のよさそうなおばちゃんに心も温かくされた。

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安達太良山が見えたあたりで晴れ間が見えてきた。
やった。
高速道路の風にさらされ、ヘンリービギンズのアドベンチャージャケットがどんどん乾いていく。

山形の蔵王に到着する。


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このお釜が見たくてやってきたのだ。

お釜を堪能したあと、蔵王をあとにする。


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山形県南陽市新田で大きな田んぼと山の風景が美しく、思わずルートからそれて入り込んでみた。

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千葉や神奈川や山梨にも似たような風景はあるが、どこかが違うんだよな。
どこが違うのかはハッキリとは言えないが。
山のオーラが違う気がする。

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ほんの少しだけ離れた山形県南陽市上野にて美しい風景に出会う。
遠くまで見渡せてキレイだったので思わずアドベンチャーを停める。

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野焼きが行われていた。

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12時40分。
山形県南陽市梨郷3564にあるドライブイン幸来にて食事をすることにした。
朝、一杯のかけそばを食べてから何も食べていない。

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レバニラ定食。
漬物は自家製のようだ。この漬物もうまい。
レバニラもすごくうまい。
こういったドライブインはハズレの店に出会ったことが無い。

続く。

野宿ツーリング号外

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野宿場所を探していたらてんこ盛りの砂利に前輪を取られ転倒。
Long Way Round でユアンマクレガーがこんな倒れ方してたなあ。
こういうことかと一人で納得。

情けないことに一人で起こせず、休憩してもう一回チャレンジしようとしたところで農耕機に乗った農家の方が偶然通りがかり、助けられる。

アドベンチャーは無傷。さすが。


今は新潟のどこかの川の橋の下で野宿中。

朝3時半起床、横浜→蔵王→新潟

もうすぐアドベンチャーの定期点検でホテルはおろかキャンプ場も許されない。
その代わり虫の声と月の明かりを楽しむ。

熊野神社ラリー3回目 その4

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千葉県東金市宿1256−1
にある熊野神社に到着である。
広大な田んぼの中にぽつんとぽつんと民家があり、その傍にひっそりとある。

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今は水が流れていないが、この神社の敷地の周りは堀が作られており、夏前までは水で満たされているようだ。

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はて、神社が見えないが、この裏か…。

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文章がやたらいちいち小難しく書いてあり、あまり内容を把握できていないのだが、このあたりの田んぼを作るにあたって、
周辺の方々と一致団結して田んぼの開拓や用水路の設置をがんばったと書いてあるのだろうか。
かなりお金がかかったが10年ちょっとで回収できたとかなんとか。
青年館を作ったとある。

当たり前のように田んぼがあり、米が実るのが当たり前のように自分は感じていたが、
実は先人の苦労があり明日の食べるものに困らないのはやはり、ここらへんの地域の方々のがんばりがあるからだ。

こういった記念碑がなければ、それを知ることもこういった昔の人の苦労を考えることも無かったな。

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この周辺の人々をひっそりと見守って来たのだろうか。

次の神社へ。


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千葉県長生郡白子町福島1025にある熊野神社に到着である。

前回の熊野神社より8kmほど離れている。

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進むと回りは木や笹で覆われている。

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やっと本殿にたどり着いた。

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ここの熊野神社も広大な田んぼの中のぽつんぽつんとした住宅の中にある。

しかし、来たところで何も分からない。
何も情報が無いのである。
由来が書いてあるわけではない。
特に、今まで13の熊野神社を巡ったが、無人率100パーセントなのである。

このような神社が全国に10万あるとは驚きである。

しかし、神社の本質はこういうものなのかもしれない。
そこらじゅうに転がる石ころ全てに神様が宿っていると考えたらどうだろうか。

そこに神様がいると考える。
神様を大切にしようと考える。神社が作られる。
人の見えないものに対する怖れ…。

なんとなく神社が少しだけわかってきたような気がしないでもない。

千葉県にはまだあと87くらい熊野神社がある。まだまだこれから。

青空があまりにも気持ちいいものだから、あとは房総を走り回る。



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木更津市椿424の五十番にて食事。ごく普通の定食屋さんだが、自分は気に入った。

終。

熊野神社ラリー3回目 その3

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千葉県旭市八木2466にあるであろう熊野神社の捜索開始である。
この場所は関東で一番早く初日の出が見られる犬吠崎の近くにある。

この狭い路地、アドベンチャーで突っ込んだら詰む…確実に!

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あれ?と思ったが、脇に細い道があり、どうやらここを進めば熊野神社があるはず。

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本当にあるのか自信を失わせるかのような道の細さ。

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やっと鳥居が見えてきたが、人の家の畑に入っているんじゃないかと大変恐縮させられる。


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これは珍しく、竹の枝が縄でくくりつけられている。

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ピントがずれてしまっているが、今まさにクモが仕留めた獲物を食べようとする瞬間である。
よーく見ると、そばに子供のクモがいる。母さんクモなのだろう。

よく考えると、ここにくるまでにクモの巣を一つ壊してしまった。
クモの生きたいという気持ちと、自分の生きたいという気持ち、まったく同じ。

生命という点で考えると自分の命とクモの命、同じ変わらない大切な命である。

一生懸命作った巣であっただろう。
そう考えるとクモの巣を壊してしまったのは申し訳ないことをしたなと思った。
今度から気をつけよう。


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階段を上りきると、とても質素な本殿のお姿がそこにあった。

まるで今日朝、袖ヶ浦で見かけた小さな神社のようだ。

今までの熊野神社の中で一番小さい神社である。

正直、みすぼらしいお姿であるが、胸の奥で畏敬の念を抱いてしまう。
これもまた熊野神社のお姿。
型にはまらない、自由なお姿。

形や大きさにとらわれてはいけないということなのかもしれない。

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ここで本日のツーリングは折り返すことになる。
あとは九十九里浜の田んぼの中の二つの熊野神社を巡る。

続く。
プロフィール

Takesi Goda

Author:Takesi Goda
1980年製のライダーです。オートバイに20歳から乗り始めて16年になりました。
ジョルカブに4.4万キロ、VTR250に10万キロ乗ってきました。
現在は02年製R1150GS ADVENTUREと89年製セロー225と81年製モンキーの三台体制です。
身長170cm体重82キロです。(大晦日までに66kg目標)
夢は日本一周とアメリカを自分のバイクで旅すること。

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